高血圧症

日本では3人に1人が高血圧といわれています。
血圧の高い状態が長く続くことによって、脳や心臓、血管などの臓器が痛み、脳卒中、心臓発作、腎不全などの全身性の病気を招きます。
収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上を持続する場合を高血圧と呼んでいます。

収縮期血圧:心臓が縮んで血液を送り出し、血管の圧力が高くなった時の血圧(高い方の数値) 拡張期血圧:心臓が拡がって血液を心臓に取り込み、血管の圧力が低くなった時の血圧(低い方の数値)

高血圧症はどうやって防ぐの

  • 脳卒中や心筋梗塞の予防のためにも、朝晩に少なくとも1回ずつ測りましょう。
  • 測定した血圧はすべて記録し、主治医と相談しましょう。
  • 上腕で測るタイプの血圧計が、より正確とされています。
  • 腕帯が心臓の高さに来るようにして測定します。
血圧の計り方

朝は起きてから1時間以内に排尿を済ませてから、1~2分座って安静にした後に、測ります。
(食事やお薬を摂る前です)
夜は就寝前に1~2分座って安静にした後に、測ります。

血圧は病院で測った値と、家庭で測った値が違う場合もあります。
血圧に不安を感じる方は、家庭で測った血圧を記録して、医師とよく相談しましょう。

血圧の計り方
血圧目安は?(降圧目標)
診察室血圧 家庭血圧
70歳未満の成人
脳血管障害患者
(両側頸動脈狭窄や、
脳主幹動脈に閉塞なし)
冠動脈疾患患者
慢性腎臓病患者(蛋白尿陽性)
糖尿病患者
抗血栓薬服用中
130/80mmHg未満 125/75mmHg
未満
75歳以上の高齢者
脳血管障害患者
(両側頸動脈狭窄や
脳主幹動脈閉塞あり、
または未評価)
慢性腎臓病患者(尿蛋白陰性)
135/85mmHg未満(目安)
(75歳以上でも併存疾患により、
130/80mmHg未満
とされる場合、
忍容性があれば
130/80mmHg未満とする)
135/85mmHg
未満
診察室血圧 家庭血圧
70歳未満の成人
脳血管障害患者
(両側頸動脈狭窄や、脳主幹動脈に閉塞なし)
冠動脈疾患患者
慢性腎臓病患者(蛋白尿陽性)
糖尿病患者
抗血栓薬服用中
130/80mmHg未満 125/75mmHg未満
75歳以上の高齢者
脳血管障害患者
(両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞あり、または未評価)慢性腎臓病患者(尿蛋白陰性)
135/85mmHg未満(目安)
(75歳以上でも併存疾患により、
130/80mmHg未満とされる場合、
忍容性があれば130/80mmHg未満とする)
135/85mmHg未満

家庭血圧では135/85mmHg以上が高血圧とされています。

塩分を抑えましょう

日本人の1日平均食塩摂取量は11g~12gです。(高血圧の患者様は1日6g未満が目標です。)
減塩への近道は徐々に薄味に慣れていき、 日々の生活として習慣づけることが大切です。

様々な食品に含まれる塩分

食事の際は食品に含まれる塩分に気を付け、食べ方を色々と工夫するなどして、塩分の摂り過ぎに注意しましょう。

  • 薄味に慣れましょう。
  • 漬け物・汁物など塩分の多いものは食べる回数を減らしましょう。
  • 献立にはいろいろな味付けをして、効果的塩味を使いましょう。
  • しょうゆやソースは「かけて食べる」より「つけて食べる」
  • レモン、すだち、かぼすなど酸味を上手に使いましょう。
  • とうがらし、胡椒、カレー粉など、香辛料を上手に使いましょう。
  • ゆず、しそ、みょうが、ハーブなど香りを利用しましょう。
  • 炒ったゴマやくるみなどの香ばしさも味方です。
  • 揚げ物、油いためなどの油の味を利用してみましょう。
  • 酒の肴は塩分が多く含まれていますので注意しましょう。
  • ハム、ベーコン、はんぺんなどの練り製品・加工食品には気を付けましょう。
  • どんな食べ物でも、食べすぎには注意しましょう。
血圧の計り方

肥満に注意しましょう

肥満は、高血圧と深い関わりがあります。肥満の判定は、BMI(ボディー・マス・インデックス)という基準を用いることが多いですが、肥満が大きな危険因子であることは、多くの研究や調査で明らかになっています。とくに、皮下よりも内臓に脂肪がつく内臓肥満(上半身型肥満・リンゴ型肥満)が、血圧の上昇と関連が深く、こうした肥満者が体重を減らすと、 実際に血圧が下がるという報告があります。 その上、肥満は血圧を上げるだけでなく、肥満自体が心血管病の危険因子の一つなので、肥満していて高血圧の人は、体重を標準体重近くにすると、血圧や高脂血症、高尿酸値、血糖値なども適正値に近づく可能性が高くなります。肥満というほどではなくても、毎年少しずつ肥満に近づいている人は、今のうちに標準体重を守る生活習慣を身につけましょう。 

肥満ぎみになっていませんか?
BMI

※【BMI 】18.5未満:低体重 / 18.5以上25未満:普通体重 / 25以上:肥満

当クリニックではCTで内臓脂肪を測定可能です。

適度な運動をしましょう

普段からからだをよく動かす習慣のある人には、肥満の人が少なく、コレステロールや中性脂肪などの血清脂質も適正で、心血管病の危険因子が少ないことが多いです。また、運動によってインスリンのはたらきが改善されるため、糖尿病になりにくくなる効果もあります。
普通、運動をしている最中には血圧は上がります。ぽかぽかと暖かくなって、頬が熱くなってくるのは、血液循環が良くなり、血流量も増しているためで、この時には血圧が上がってきます。
ところが、一般的には運動習慣のない人の血圧のほうが、運動習慣のある人にくらべて高くなっています。そして、酸素をたくさん使う運動(有酸素運動)は、長期間くり返して続けると、血圧を下げる作用があることがわかっています。

勧められる有酸素運動

ウォーキングや軽いジョギング、ゆっくりと長い距離を泳ぐ、平らなところでのサイクリングなどを継続して行うと、長期には、高血圧の人は収縮期も拡張期も血圧が下がってきます。

ストレスや急な温度差に注意しましょう

「そんなに怒ると血圧が上がるよ」などとよく言われるように、情動的ストレスが、少なくとも一時的に血圧を上げることがあります。
よって、高血圧の予防には、かかったストレスはなるべく早く解消し、心身ともにリラックス状態にもっていったほうが良いです。
入浴、アロマテラピー、マッサージ、好きな音楽を聴く、好きな花を買ってくる……など、自分なりのリラックス法を見つけて実行しましょう。
また、寒さが血圧を上げることは、多くの研究や調査で明らかにされています。 季節による血圧変動を見ると冬に高くなり、心血管病による死亡率も冬が一番高いです。
そのため、高血圧の人は、冬の寒さを避ける努力をしましょう。廊下やトイレ、浴室等も十分に暖かにし、部屋ごとの温度差を少なくしましょう。
お風呂は、熱い湯を避けて長湯をせず、室温は20℃位にして、38~42℃くらいの湯に5~10分間入るにとどめた方がいいでしょう。 高血圧の人は、冷水浴やサウナは入らないようにしましょう。

ストレス
高血圧症についてはPDFでもご覧いただけます。

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クリニック情報

所在地
〒191-0062
東京都 日野市多摩平1-4-19-201
電話番号
042-589-3030
診療項目
下肢静脈瘤 / 内科・胃腸科 / 生活習慣病 / 甲状腺 / 各種検査 / 予防接種 / 健康診断
※当院は下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による認定施設です
診療時間
午前9:00〜12:30(土曜13:00迄)
午後14:30〜18:30
※10:30以降の予約が可能
※日曜日:11:00まで診療
下肢静脈瘤の初診外来のみ【完全予約制】
(日曜以外は初診・再診随時受付)
休診日
木曜午後・祝日
交通手段
JR中央本線「豊田駅」北口より300m(イオンモール多摩平の森向かい)
駐車場
あり

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日曜日は初診の方のみ下肢静脈瘤外来を完全予約制(受付時間 9:00~11:00)で診療しています。
※平日・土曜日は通常通り診療を行っております。
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診療時間
9:00〜12:30
14:30〜18:30

◎:土曜13:00まで
※:日曜午前(下肢静脈瘤初診外来・完全予約制)
日曜以外は初診・再診随時受付
休診:木曜午後、日曜午後、祝日